7月20日(土)午後、AFS日本協会東京オフィスで、AFSボランティアを対象にした理解促進研修会(マネー編)を開催しました。
アジアからの留学生のお小遣いの現状、日本人の金銭感覚、さらに今後の留学生受入のために何をすべきかを話し合いました。

ファイナンシャルプランナーの資格取得者でAFS日本協会の職員でもある講師の斎藤は、ICL® (Intercultural Learning 異文化学習)を上手に取り入れ、参加者の異文化に対する理解をさらに深めました。

特に、「あなたはどちらのタイプ?防衛的ペシミスト?戦略的オプティミスト?」については、その場が笑いに包まれました。
日本人の大多数が、「何事も納得いくまで調べ、十分な準備をする」つまり、正しい段取りで成功に近づく防衛的ペシミストであるとされているそうです。しかしながら、参加者は圧倒的に「根拠はなくても『大丈夫』と考え、すぐに動き出す」つまり、試行錯誤で成功に近づくタイプが多かったです。
参加者の中には「AFSの活動を通じて自分が変わった気がする」と話した人もいました。

留学生を受け入れるために十分な準備をしても、想定外のことにぶつかることもしばしばあります。そうした中で、機転の利いた行動、固定観念にとらわれない考え方が知らず知らずに身につき、寛容さを身に着けていく人も少なくないのかもしれません。
研修会が終わるころには皆さんすっかり打ち解け、連絡先を交換する姿を目にしました。

まもなくアジア高校生架け橋プロジェクトの生徒が来日します。
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