2013年~2018年に留学したAFS帰国生が21名集まり、留学中の異文化体験を共有し、交流することを目的として、2020年1月26日にウィンターアラムナイを開催しました。
留学した年や国が混ざった小グループに分かれた交流で参加者からは様々な異文化理解体験が語られました。

例えばドイツの帰国生は「傘を差すタイミングが分からなかった」と話してくれました。
「少しの雨だったら、傘を差さないのは分かるんですけど。結構雨が強くてもドイツだと差さない人が多くて戸惑いました」
と冗談交じりで話してくれました。

また、他の帰国生からは
「異文化理解って何なんでしょうか。同じ日本人同士でも互いの文化を理解するのが難しい場面があるのに、海外でちゃんと理解し合えたのか私は分からないです。
でも、現地の言葉を日本語に置き換えて考えると、相手の言葉はきつい言い方で、私は傷ついたんですが、現地語のままで考えれるようになってから、
そんなにきつい言い方だと思わなくなりました。これって今思えば異文化理解なんでしょうか。」
とコメントがありました。

さらに、アメリカの帰国生からは
「アメリカと日本はエコに対する考え方が違うように思った。
日本のエコって我慢してやるイメージだけど、僕の知っているアメリカ人は自分の生き方として、
自分がやりたいからエコをしているように見えました。」
という意見がありました。

イタリアの帰国生からは
「私は「これ何?」を現地語で言えるようになって、そればっかり言っていました。
でもそのおかげで全ての物事に疑問を持てるようになりました。
言葉を学ぶ過程で、ゼロに戻って物事を見ることが出来ました。」
という話がありました。

小グループでの交流会の後は懇親会を実施し、盛会となりました。

懇親会の風景

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