7月11日に昨年11月に来日して8ヶ月の留学期間を過ごしたフランス生の送別会と、この9月にイタリアに出発する68期派遣生の壮行会を開きました。

早朝組はまず、富士見パノラマリゾート入笠山の頂上へ。文字通り360°のパノラマビューが梅雨の真っ最中なのに観ることができました。

カゴメ野菜生活100ファームにて、改めて全員集合。四方に枝を伸ばした大きなトマトの木に驚いたり、カゴメ野菜生活100ジュースの工場見学をVRで行ったり、野菜の魅力にどっぷり浸りました。

昼食後はフランス生から感謝のスピーチと感謝状の授与。今回から感謝状は長野南信オリジナルのデザインで、過去の受け入れ生のイラストを使った若々しいデザインになりました。それぞれのホストファミリーにまずは日本語でスピーチ。でも言い足りなかったようで、改めて英語で思いの丈を語ってくれました。
コロナ禍でできることが少なかったですが、多くの友達に恵まれ、安心安全な生活をホストファミリーのご家庭が提供していただき、県外に行くことはできませんでしたが、近場の魅力的な場所を探訪して、日本が大好きになりました。

68期イタリア派遣生は本来67期で出発する予定でしたが、コロナのために延期になり応募から2年待ってやっとの出発です。南イタリアのレッチェという街の近くにホストファミリーも決まり、9月に出発です。イタリア語で自己紹介の一部を披露してくれて、しっかり準備も進めている様子です。

67期でコロナのためプログラムを辞退した生徒やわずか1ヶ月で帰国となった生徒も駆けつけてくれました。このメンバーで集うことは初めて、とは思えないほど打ち解けて、広いファームの中を走り回ったり、ウッドデッキに腰掛けて語り合ったりする姿が見られました。

生徒たちは色々なチャンスがコロナで奪われて行く中、できることを貪欲に求めて、不安を抱えながらもそれぞれ、アクションを起こそうとしています。秋以降はそれぞれが日本以外の地でネクストステージへ進みますので、もしかしたら、これが最後の集まりかもしれません。その勇気に、意欲に、惜しみないエールを送るとともに、困ったことがあったらAFSのネットワークを駆使してサポートしたいと思った次第です。
コロナに負けない若者たちに元気をもらった1日となりました。


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