アジアの架け橋プロジェクト生、帰国前オリエンテーション&送別会、70期派遣生壮行会開かる

2月23日に4名のアジアの架け橋プロジェクト生の帰国前オリエンテーションを開きました。
来日直後は日本語で自分の意見が言える生徒はほとんどいなかったのに、みんなしっかり日本語でこの留学での学びを話せました。

帰国前オリエンで自身の留学を振り返ります

「ホストファミリーとの一番の思い出を話してください」という問いかけにほとんどの生徒が「〇〇に一緒に旅行した」「××に出かけた」などの旅行や遠出の思い出を話す中、中国生のコメントが印象的でした。「年末にはおとうさんの実家の青森にも連れて行ってもらったし、他の旅行も楽しかった。でも私が一番心に残っているのはハッピーフライデー」

中国生はお父さんの晩酌の話し相手になっていたそう。「子供が1人増えたと言う感じでした」と

ハッピーフライデーというのは、毎週金曜日、お菓子スナック食べ放題+おしゃべりタイム満喫することだそうで、中国生のホストファミリーの独自の過ごし方だそう。
コロナ禍で思うように外に出かけられないストレスがどの生徒もあったと思いますが、このような、まったり&ワクワクタイムを演出してくださるホストファミリーも素晴らしいですし、そのことを一番の思い出、と語る生徒の感性も素敵です。
AFSのホストファミリーとは、何よりも、日常の仕事や学校を終えた後、家族も生徒もホッとくつろげる空間を共有できることが大事だと気づかされたエピソードでした。

ラオス生は小さいお子さんたちのいる家庭でしたが、いいお姉さんで折り紙やゲームの相手をしました

2月26日には諏訪湖湖畔の原田泰治美術館とその近くのレストランで架け橋生の送別会と3月に70期冬組の派遣生としてパナマに出発する派遣生の壮行会が開かれました

トルコ生は無人島キャンプが一番の思い出だそう

来日した頃は、日本語もたどたどしかった生徒たちですが、見事な日本語で堂々とした感謝のスピーチを披露しました。日本語のみならず、相手を思う日本的なコミュニケーションの方法や丁寧に感謝の言葉を言える態度など、長かった留学生活の成長を目の当たりにします。

ベトナム生は元々寡黙なタイプですが、しっかり感謝の気持ちを言えました

諸般の事情で途中でファミリーチェンジした生徒たちもいましたが、前のファミリーさんにも参加いただき、成長した姿を見て喜んでいただけました。参加がかなわなかったファミリーさんにも後日感謝とお別れの挨拶に伺い、帰国後の生活にエールをいただきました。

支部からの70期派遣は冬組のパナマ派遣1名、夏組のハンガリー派遣1名です

70期パナマ派遣の派遣生は、昨年創設された赤羽恒雄記念奨学金に応募された生徒です。偉大な先輩の遺志に学び、充実した留学生活となることを支部でも祈念しています。

中国生の手作りのパンダマスコットを手に仲良し同期勢ぞろい!

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