この⼿紙を書いている今、私はまもなく⺟国へ帰国する時期を迎えており、⽇本での交換留学という経験について、⼼からの振り返りと感想をお伝えしたいと思います。この期間は、私の⼈⽣において、個⼈的にも学業的にも、そして⽂化的にも⾮常に⼤きな意味を持つものとなりました。

この10か⽉間の⽇本での⽣活の中で、私が直⾯した最も⼤きな課題の⼀つは、⾔語と⽂化の違いへの適応でした。
⽇本語は⾮常に複雑で、学校⽣活から⽇常のあらゆる場⾯において必要とされるため、時には⼤きな負担に感じることもありました。しかし同時に、この困難は、私にとって最も成⻑を実感できる経験の⼀つでもありました。
⽇々の努⼒と継続的な学習、そして周囲の⼈々との関わりを通して、徐々に⽇本語でのコミュニケーション能⼒を向上させることができ、その結果、より深く意味のある⼈間関係を築くことができました。この過程を通じて、忍耐⼒、継続することの⼤切さ、そして学びに対して前向きである姿勢の重要性を学びました。

また、⽇本の伝統や⽂化的な活動にも強い感銘を受けました。特に、物事に対する真剣さや礼儀、そして細部まで⼤切にする姿勢が印象的でした。寺院を訪れ、⼈々が願い事や感謝の気持ちを込めて祈る姿を⽬にしたことや、茶道を体験したことは、⽇本⽂化への理解を深める⾮常に貴重な機会となりました。これらの経験を通して、⽇常の中にある静けさや、今この瞬間を⼤切にする⼼の在り⽅を学ぶことができました。
さらに、この交換留学の経験は、私の将来の⽬標や考え⽅にも⼤きな影響を与えました。⽇本の学校⽣活を通して、学習に対する姿勢、規律、そして⾃⼰責任の⼤切さを学びました。⽇本の学⽣たちの努⼒と継続的な取り組みを間近で⾒ることで、私⾃⾝の学習習慣を⾒直すきっかけとなり、より計画的かつ真剣に⾃分の⽬標と向き合いたいと考えるようになりました。帰国後は、これらの学びを⽣かし、⼤学進学を含めた将来の⽬標に向けて努⼒していきたいと思っています。

最後に、この留学⽣活の中で最も⼤切な存在の⼀つであったホストファミリーとの関係について触れたいと思います。
私たちの関係は、⼀時的な滞在を超え、信頼と尊重、そして思いやりに基づいたかけがえのない絆へと発展しました。また、⽇本で学んだ規律、礼儀、感謝の⼼、そして勉学や趣味に対する真摯な姿勢といった価値観は、今後も私の⼈⽣の中で⼤切にしていきたいと考えています。
この交換留学の経験は、私の⼈⽣に深く刻まれる忘れることのできないものとなりました。⽇本で過ごしたすべての時間、出会い、そして学びは、これからの⼈⽣においても私を⽀え、前向きな影響を与え続けてくれると確信しています。
この記事のタグ : AFSどさんこ奨学金