ラテンアメリカに興味のあった僕は、高1の夏から留学できる国の中から、敢えて一番遠いボリビアを選びました。「ボリビア多民族国」この国名も魅力的でした。

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こちらに来て、早3か月。優しく温かいホストファミリーと楽しい友人に囲まれて、充実した日々を送っています。家族は絆が強く、会話が多く、お互いにとても尊敬しあっています。友人との関わりも深く、誕生日や結婚式などには大勢の人が集まり、盛大にお祝いをします。そんな「人を大切にする気持ち」を僕ももっと見習いたいです。一方で、大変貧しい生活をしている人々がいることも忘れてはなりません。

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僕の通う学校は私立の共学校で、制服を着用し、登下校にはスクールバスを利用しています。7時半から12時45分まで授業があり、帰宅後メイドさんの作る昼食を家族で一緒に食べます。ボリビアは国土が広く、色々な気候帯があるため食べ物が豊富で、何を食べても本当においしいです。
午後に授業のある日は、再登校をします。学校では英語を話せる生徒が多いので、スペイン語が良くわからない始めのうちは、英語で説明してもらうこともありましたが、最近はそんなことも少なくなってきました。校内の留学生は僕一人で、皆が気さくに声をかけてくれ、上級生や下級生とも仲良くしています。

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学校の行事は多く、8月末には国内見学をし、今、日本でも話題のウユニ湖やボリビアの文化、歴史、また国が抱える問題などに触れることができました。
9月の創立記念日には、クラスごとに国別のパフォーマンスをし、僕のクラスはブラジルのサンバを踊り、大盛況でした。
ボランティア旅行では、郊外で建築の手伝いなどを行いました。ボランティアはとても盛んなので、これからもどんどん参加したいと思っています。行事を通して、友達とのつながりがさらに強くなってきています。

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週末はホストファミリーの別荘でサッカーをよくやります。ゆったりと幸せな時間を過ごせるひとときです。ホストファミリーは僕のことをとても大事にしてくれ、いつも本当にありがたく感じています。留学先にこの国を選んで本当に良かったと日々感じています。

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ボリビアは地球の裏側で、僕の住む町には日系人も殆どいませんが、日本のことは良く知られており、興味や関心を持たれています。町では圧倒的に日本車が多く、日本の電気製品も多数販売されています。留学や2020年の東京オリンピックにぜひ日本へ行きたいと言ってくれる人も数多くいます。貿易、観光を始め、これから両国はもっと身近な存在になるのではないでしょうか。
ここでの数多くの出会いを大切にして、ボリビアと日本との懸け橋になれるように努力したいです。また僕の留学を支えてくれる全ての人に感謝して、これからも充実した留学生活を送っていきたいと思います。

2013年10月 ボリビアより
AFS60期生

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