「Nanase, ven a comer! (ご飯よ~)」と呼ばれ階段を下りた私は目を見張りました。
そこにあったのはケーキやご馳走の並んだテーブル、そしてそれを囲む大勢の人々でした。
そして始まったハッピーバースデートゥーユーの合唱に私は目を潤ませました。その日誕生日を迎え、あと一週間で日本に帰る私にファミリーは誕生日&お別れパーティーを開いてくれたのでした。

ファザー、マザーと一緒に。

彼らは私にとって3つ目のホストファミリーです。
着いて一ヶ月半が経った頃、私はホストチェンジをしました。しかし、新しくお世話になるファミリーは一ヶ月後にアメリカへ移住することを知り、私は絶望と今後への不安でいっぱいでした。そんな私を助けてくれたのが彼らだったのです。
たまたま、アメリカへ引っ越すファミリーが売っていた家具を買いに来た彼らが私の存在を知り、受け入れを決めてくれました。

ファミリーは、威厳があるが冗談好きのファザー、愛情深く涙もろいマザー、優しくて宿題を手伝ってくれるブラザー、ダンスがとっても上手なシスターの4人で、近くの家には一番上のシスターとおばあちゃんが住んでいました。

ファミリーにうどんを作ったら、とっても喜んでくれました。

しかし、私にとってホストファミリーと過ごした日々は波乱万丈でした。ホストシスターと大喧嘩したこと、マザーを怒らせてしまったこと、私の不注意が原因でファザーに口を聞いて貰えなくなってしまったことなど、たくさん失敗をしました。でもその度に自分を見つめ直し、彼らと和解することが出来ました。
留学先でファミリーと衝突するというのはとても心細く、その度に日本が恋しくなりました。でも、それを乗り越えるたびに少しずつ成長し、ファミリーとの絆も強くなっていったように感じます。
そして、そんな私にも飽きずに最後まで付き合ってくれた彼らには本当に感謝しています。

アマゾン地域へ旅行に行った時の写真。留学生のみんなと。

私のエクアドル留学は、留学当初イメージしていたように楽しいことばっかりではなく、辛いこともいっぱいありました。でも私は留学を決めて本当に良かったと思っています。
ファミリーを含め、エクアドルに行かなかったら出会えなかったたくさんの人と知り合うことが出来ました。
エクアドルで過ごしたこの10ヶ月は、私だけの宝物です。

世界遺産の湖で。民族衣装のポンチョを着ています。

最後になりますが、奨学金に協力頂いた皆さまに感謝申し上げます。この経験をこれからの人生に生かし、頑張っていきます!

AFS公益財団法人設立記念奨学金
AFS63期 エクアドル派遣 / 川崎七聖
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この記事のカテゴリー: エクアドル 年間留学体験談