私は2017年2月からの約11ヶ月間、アルゼンチンのリオネグロ州にあるヘネラルロカという街に留学していました。ロカは小さな街ですが、緑豊かで美しい街です。
大きくなったら、お金を貯めて里帰りするつもりです。

帰国直前、送別会兼誕生日会にて、友人、留学生仲間たちと。良い出会いができた私は幸せ者です

帰国してから1カ月が経ち、新しい同級生たちとの高校生活にも慣れ始めたと思います。
しかし、ふとした時に向こうでの習慣をしてしまい、さらに同級生からそれを指摘される事があり、改めて自分は帰国生であることを自覚させられる今日この頃です。

私はこの留学を精一杯楽しみ頑張ってきたと胸を張って言えます。
ファミリーたちや友人、他国からの留学生との出会いと交流、外国に滞在する上での心構え、新しい知識や経験。得たものは書き尽くせません。言葉にするのも難しい。すぐには役立てられないものもたくさんあります。
嬉しいことを仲間と分かちあうこと、悲しいことも乗り越えれば楽しいこと。日本ではそこまではっきりと表現されないものをアルゼンチンでしっかりと感じてきました。それらは今の私のエネルギーになり、日本での再適応や生活に見えない形で役立っています。

ホストファザーのチームのカーレースの表彰式にて。2位でした。運転席に座らせてもらったり、とても良い思い出と写真ができました

自分が慣れ親しんでいた生活から離れ、大きく異なる環境に身を置き、それに慣れるのは簡単ではなかったように思います。苦労やストレスに悩まされることもありました。
しかし、あちらで出会った沢山の人々の助けを借りて、一つずつゆっくり解決していけたので、私はそれを「楽しかった」と総括できます。そして、高校留学の楽しさ、多文化と関わることの素晴らしさを伝えていきたいです。

AFSの合宿にて。グループに分かれて話し合ったり、皆でプールで泳いだりしました。これらの国旗の国の他にも、ドイツとスイスからも留学生が来ていました

11ヶ月間、夢のような素晴らしい体験をできたことは、私にとって大きな宝です。
私はアルゼンチンではもちろん、日本でもたくさんの人に支えられています。それをより強く実感できたことは、留学の大きな成果のひとつです。オデッセイ コミュニケーションズ様をはじめ、私の留学体験を助け、支援してくださったすべての方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。

この『夢のような素晴らしい体験』を夢で終わらせてしまわないよう、そして体験を糧により大きな人間に成長できるよう、日々精進していきます。

オデッセイIT奨学金 奨学生 
AFS 64期 アルゼンチン派遣 島内真里 

▼留学中のレポート アルゼンチンでの充実した留学生活
▼オデッセイ コミュニケーションズへの訪問(外部リンク)

▼高校生・10代の年間留学プログラム
アルゼンチン&ウルグアイ年間留学情報 アルゼンチン&ウルグアイ国別情報


この記事のカテゴリー: アルゼンチン&ウルグアイ | 年間留学体験談