800文字で自分のこの留学体験を表すのは非常に困難である。そう思えるほどこの半年間、自分は非常に様々なことを経験することができた。
この様な大変価値の高い貴重な時間を過ごすことの手助けをして頂いている森村豊明会様、ホストファミリーの方々そして日本の家族に深く感謝している。

到着時

異国の地に降り立ってから早半年。最初のころは日本と全く違う文化に驚き疑問に思うこともあった。しかし、現在では生活に十分に慣れ充実した留学生活を送っている。
自分がオランダへと旅立つ前、僕は人とは違うことをやりたいと考えていた。その気持ちがAFSへ応募した一つの理由でもあった。その目標は今も変わっておらず、常に新しいことに挑戦するよう努めている。

柔道の仲間と旅行
柔道の仲間

平日の学校はもちろん、スポーツジムでの柔道、筋力トレーニングを通して出来た友達と遊びに行ったり、ホストブラザーたちと言語を教えあったりする充実した日々を送っている。

教会内託児ボランティアの仲間

様々な経験の中で印象深い一例を挙げるならば、教会についてであろう。
私のホストファミリーは日本の家族とは違い、キリスト教徒である。そのため毎週日曜日には教会へ行く。私は無宗教でありオランダへと来る前は学校の社会科の授業で学んだ程度である。そのためすべてが私にとって大変興味深いと感じる。
教会では非常に様々なことを経験することができるが、その中で自分が続けて参加しているものが託児ボランティアである。託児ボランティアは大人たちが教会へ行く3時間ほどの間子供たちを預かる。ここでは、ボランティア全員でコミュニケーションをとりながら連携して子供たちを見守る事が重要である。
子供、自分たちが見守っている二歳児は良くも悪くも自分に素直である為、少し目を離した隙に居なくなってしまったり、危険な行為をしたりすることがある。その為ボランティア全員が常にコミュニケーションをとりつつ連携を取らなければいけない。当然やり取りはすべてオランダ語である。最初の頃はこれに大変手間取り苦労したが現在ではうまく連携が取れている。この経験を通して私は言語を素早く習得できたともいえる。

学校にて
学校の友達

最後に今一度多大なる手助けをして頂いた皆様へ感謝の念を忘れず、残りの留学生活を有意義に過ごしていきたいと思う。

家にてホストファミリーと友達

森村豊明会 高校留学奨学金 奨学生
AFS 65期オランダ派遣 / 杉本 潤哉

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