イタリアに来てから5ヵ月が経ち、10ヶ月の留学生活も折り返し地点となりました。時間が過ぎてみるとあっという間に感じますが、1日1日がとても濃い5ヵ月間でした。すべての経験が自分をレベルアップしてくれていると感じます。

クラスメイトと一緒に世界遺産であるウルビーノへ行きました

私が留学生活の中で一番に心掛けていることは、なんでもやってみる。Si(はい)と言うことです。10ヶ月しかない留学生活を絶対に無駄にしたくない、できるだけ多くのことを経験したいという気持ちから、ホストファミリーや友達に何かを誘われたときは迷わずSiと答えることを心掛けました。これをきっかけに友達やファミリーとの距離がより縮まったり、知らなかった一面がみられることがとても嬉しいです。

学校でカーニバルの時に仮装をしました

また、私が今住んでいる地域と日本で私が生活している場所では大きなギャップがあり、それに悩まされていた時期がありました。その頃の私は、自分からは何も行動せず、ただ他力本願になっていました。このままではいけないと、自分を変えるためにアートの塾に通ってみたり、LPさんに編み物を教えて頂くなど、授業でわからないことがあっても、実験だけでもやってみる、とりあえずできることからはじめようと思うようになりました。行動に移す前にネガティブになっては何も変わらない、自分は自分で変えるということを改めて学ぶことができました。

ホストファミリーとフィレンツェに行きました。これはホストシスターとの写真です

「異文化交流をする」これは、私が留学を決めた1番の目的です。学校の先生のご厚意で、月に2回ほどクラスに向けて日本についてプレゼンをする機会を設けてくださいました。同時にイタリアのことについて教えてくれたり、周りの人たちが日本に興味を持ってくれていることが実感できるのがとても嬉しいです。

クラスメイトと一緒に折り紙で鶴を折りました

留学自体難しいこの時期に、家族、ホストファミリー、三菱商事の方々、AFS協会、多くの方々に支えて頂いた結果、私は今、留学生活を楽しむことができています。留学生活の中で、辛いと思った時も支えてくださっている方々のことを考えて頑張ろうと思うことが多くありました。残りの留学生活、感謝の気持ちを忘れず、多くのことを吸収し過ごしていきます。

三菱商事高校生海外留学奨学金奨学生
2022年・69期 イタリア派遣 / O・Sさん

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