ベルギーには北大西洋条約機構(NATO)の本部や欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれています。
フランス、オランダ、オーストリア、スペインの影響を受けたベルギーは、最先端と伝統を融合したユニークで独特な文化を持ちます。
ベルギーフランス語圏では、南部のワロン地域で1年を過ごすことになるでしょう。
美しい緑の風景、おいしい食べ物、そしてユーモアのセンスにあふれたオープンマインドな人々に出会うことができます。

ベルギーの高校生は週末、サッカーやサイクリングなどのスポーツをしたり、コンサートや映画にでかけたり、ボーイ(ガール)スカウトなどの活動に参加して過ごすのが一般的です。
社会生活の中心は家族と小さな友達グループが一般的です。

ホストファミリーと地域社会

ベルギー人は穏やかで温かい心を持っています。
プライバシーを尊重し、安全で心地の良い生活が大切と考えています。
また、まじめで仕事熱心な人が多いでしょう。

ベルギー南部フランス語圏の郊外や田園地方へ配属されます。
公共交通機関は安全でよく整備されているため、町中を気軽にまわることができるでしょう。

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学校生活

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AFS生の多くは、公立または私立で、大学入学を目指す一般コースの共学高校へ配属になります。職業コースや、カトリック系の学校の配属となる場合もあります。
授業は通常8時から16時までで、正午に一時間の昼休みがあります。水曜日は午前のみです。
授業の程度は高く、まじめに勉強に取り組むことが求められます。
フランス語、地理、歴史、数学、物理、生物、化学、体育、宗教または道徳などが主な教科です。

言語

この地方では主にフランス語が使われます。多くの人がフラマン語、ドイツ語を話すことができ、英語が堪能です。
プログラム開始前にフランス語の基礎知識が必要です。
語学研修の一環としてAFSはオンライン教材「BUSUU」のフランス語コースを提供します。到着までに指定レベルを修了する必要があります。プログラム中も語学を勉強できる環境を作ります。
現地の言語が理解できるまでは英語の知識が役に立つでしょう。

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食生活

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ベルギーといえばチョコレートとビールですが、それ以外にもワッフル (wafelen)、フライドポテト (pomme-frîtes)、ムール貝、そしてベルギーの郷土料理「カルボナード・フラマンド」(ビーフシチュー)に付け合わせのジャガイモやパンなどさまざまな料理があります。
ベルギー人はゆっくりと時間をかけて食事を楽しみます。ベルギーの料理をぜひ堪能してください。多くの家庭では共に食事(特に夕食)をとることを大切にしています。

ベルギー(フランス語圏) のプログラム