この記事は、2021年2月に実施された、アジア高校生架け橋プロジェクト「高校生記者交流プログラム」参加生徒が執筆しました。


Yamawaki really feels like home !!!

高校名: 山脇学園高等部
高校生記者名: 中村 由卯子(1年) 池上 琴音(1年)
留学生名・出身国: ピンカ・ティアラ・マハラニ 愛称:ピンカちゃん 出身国:インドネシア

私たちの学校、東京都山脇学園に留学してきたのは、ピンカ・ティアラさん。彼女はアジア架け橋プロジェクトを通して私たちの学校にやってきました。

まず、ピンカさんがなぜ留学先を日本にしたのかというと、小学生の頃から留学したいと思い始め、自分の国のことを他の国の人に知ってもらいたいと思っていたそうです。世界の中でも特に日本の文化は面白く、将来に活かすための知識として新しい言語を学びたいと思い、日本に行ってみたいと思い留学を決めたと言います。日本語は世界の言語の中でも2番目に習得するのが難しい言語と言われている通り、なかなか覚えることができず、まったくと言っていいほど喋れなかったそうです。
このまま学校が始まっても大丈夫なのか、言いたいことをちゃんと相手に伝えられるのか期待と同時に不安を抱えながら迎えた登校初日。彼女は高校一年B組に加入しました。クラスメイトは初めて彼女の日本語を聞いた時、思っていた以上に日本語を話すのが上手でびっくりしたと言います。
そんな彼女がクラスに加入して早二ヶ月。この記事では彼女の当時の思いやこれからについて聞いてみました。

Q1.日本に来る前のイメージと何ヶ月か過ごしてみてのイメージ

日本に来る前のイメージは本当にシンプルでアニメ、どら焼き、富士山、寿司などが私の中でのイメージでした。しかし何ヶ月か過ごしてみて、日本は文化に満ちた構造化された国だと思いました。それと同時に日本文化は世界で注目されるに値するほど素晴らしい価値のあるものでした。

Q2.日本に来て嬉しかったこと楽しかったこと

学校に行くことが一番の楽しみです。授業についていけなくなり、疲れてしまうことがたまにありますが、それよりも新しい環境で新しいことを知れるということの嬉しさの方が大きいです。山脇学園のみんなはとても優しく、家族といつでも帰れる場所のような安心感があります。

Q3.山脇学園の好きなところ/どんな学校?

たくさんの友達ができるところです!みんな私をプリンセスのように扱ってくれるほど優しいです。また、山脇学園は施設なども素晴らしく、豪華な学校だと思います。私は山脇学園に欠点はないと思います。

Q4.将来やりたいことは?

私は私たちの暮らしているこの世界をより良いものにしたいです。またこの世の人たちのため、私たちの国のために貢献していきたいです。そして山脇学園で出会えた友人にまた会うことができるといいなと思っています。

取材記者コメント:

私はこの記事を通してピンカさんが日本に来て感じたこと、海外から見た日本の文化など自分では感じることのできないことを知ることができました。また、自分の考えている他の国に対するイメージが実際行ってみると、違うことも多いのかなと思ったのでいつか自分も色々な国に行ってみたいと思いました。(池上 琴音)

私は今回ピンカさんにインタビューし、自分の国がどれほど素晴らしいものなのか改めて気づかされました。私たちは滅多に日本の文化に触れる機会がないためその魅力に気づきづらいですが、掘り下げてみると何千年前のものから受け継がれている伝統はとても美しかったです。日本人として生まれて来たことをこれからも誇りに生きていきます。(中村 由卯子)


この記事のカテゴリー: AFS活動レポート

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