私は7月20日から8月22日まで一ヶ月ほどインドに留学していました。親戚や友達にインドに行くことを告げると「インド!?」と驚かれ、家族には「インドに行くと人生観変わるらしいよ!」と言われながらの出発でしたが、結果から言うと本当に変わりました。
なぜ「インドにしたの?」と出発前も留学中も帰国後も色々な人に何度も質問をされましたが、自分でもしっかりとした答えは持っていません。「インドはおもしろそう!」ただこれだけです。インドに呼ばれた、という表現が正しいかもしれません(笑)

ホストファミリーは本当に優しい人たちでした。見ず知らずの私を暖かく迎え入れて下さり、色々なところへ連れて行ってくれました。まだ最初のころ、言いたいことがうまく伝えられずにつっかえつっかえの私の英語を辛抱強く理解しようと聞いてくれたことがすごく嬉しかったです。ホストマザーに「あなたはもう家族の一員よ」と言われ、思わず泣きそうになりました。日本や自分のことについてたくさん質問してくれましたし、私もインドについて多くのことを聞き、学びました。

ホストシスターと

学校生活もとても充実したものでした。英語の授業をはじめ、インドの昔話、料理、ダンス、音楽、ヨガなどの授業がありました。どの教科の先生も優しく、時に厳しく指導して下さいました。特に英語の先生と留学生の担当の先生にはとてもお世話になりました。「インドに滞在している中で困ったことがあれば何でも言ってください」という言葉に救われ、力になっていただきました。友達もたくさんできました。みんなとてもフレンドリーで気さくに話しかけてくれました。お弁当やお菓子を交換したり、休日は一緒に遊びに行ったりしました。帰国直前にはメッセージカードを作ってくれました。それが本当に嬉しくて、急いで自分もカードを作って翌日に渡しに行ったのは良い思い出です。大学に受かったら絶対また行くからね!と約束しました。今でも連絡を取り合っています。

友達にもらったメッセージカード

もちろん辛いこともたくさんありました。言語の壁は自分が想像していた以上に高いものでしたし、自分の語学力の低さに何度も嫌気がさしました。また、留学して2週間ほど経ったころ、体調を崩したこともあり、精神的に疲れてしまった時期がありました。そんな時、ホストシスターが私のことを真剣に心配してくれたことに驚き、助けられたのを覚えています。と同時に、「違う国の人だから自分とは違うんだ」と知らないうちに自分でも壁を作ってしまっていたことに気づかされました。それからは、テストで良い点を取れなかったら落ち込むし、勉強してるフリをしてスマホをいじる、など、些細なことでも自分と似ているところを見つけると、今まで悩んでいたことが嘘のように親近感がわきました。

インドで驚いたことをあげるとキリがありません。道端に牛が歩いていること、家族の繋がりをとても大切にすること、夜の10時から夕飯を食べに出かけること(帰宅したのは午前2時でした。)、週1で親戚一同が集まってパーティーをしたこと、色々な宗教の人が一緒に勉強をしていること、ストリートチルドレンの多さ、など。明るいことばかりではありませんが、どれもかけがえのない貴重な思い出です。日本にいたんじゃ絶対知ることがなかったであろう色々なことを学びました。せっかく出会えた人と離れるのは辛く、帰国の1週間前には毎日「帰りたくない」と言っていました。インドに留学して本当によかったです。

帰国前の空港で

また、この留学は自分の興味のある分野を改めて考える大きなきっかけとなりました。出発前と進路は変わりましたが、新たな夢に向けてこれから頑張っていきたいと思います。
最後にこのプログラムに関わって下さったAFSをはじめとするたくさんのスタッフ、ボランティアの方々に厚くお礼申し上げます。

インド短期プログラム派遣 吉木理奈

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