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11ヶ月のスイス留学を終えてから一カ月が経ちました。ちょうど一年前、不安な気持ちで飛行機に乗ったのがまるで昨日のようです。
日本での生活は毎日が同じことの繰り返しで一週間が長いな、と感じることも多いです。
しかし異文化の中で、毎日違うことを体験する生活の中では、「あれ、もう一週間、一カ月経ってしまった」と、思うほど時間の流が速く感じました。

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マレーシアの留学生と共にアルプスの山へ行った時。夕焼け頃のアルプスの景色は忘れられないくらい感動した

そんな時間の流れを感じる日々の中で、楽しいことや辛いこともたくさん経験しました。
語学の壁で、思うように友達とコミュニケーションがとれなくて本当の自分をなかなか出せない悔しさを感じたり、授業を理解できなかったり。自分と他の留学生を比較してしまったり、自分の成長を感じることができかったり。
本当にここに来て良かったのだろうかと思うときもありました。

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各国からの留学生とスイスの南西部、poschiavoで一週間のワークキャンプへ

しかし、それ以上にここに来て良かったと思わせるものもたくさんありました。
一番は人との出会いです。特にホストファミリーと各国からの留学生との出会いは、私の宝物です。ホストファミリーは私を本当の家族の一員としてみてくれ、それと同時に私を大人の一人として扱ってくれました。私にたくさんの経験をさせてくれて、いつも支えてくれたホストファミリーを持てて本当に幸せです。
そして語学学校やキャンプを通してたくさんの留学生に出会いました。彼らとは思いを共有し、互いに刺激しあいました。私は彼らからたくさんの考え方を学び、彼らとの出会いで将来、私が本当にやりたいことを見つけることができました。

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家族で過ごしたスイスでの素敵なクリスマス

もう一つ、私がいつもここに来て良かったと思った時は、スイスの大自然を見た時です。日本にいるときには絶対に見られないようなアルプスの山々や湖がスイスでは至る所で見られます。
電車から見える景色や、山の上からの景色は本当に言葉では言い表せないほど感動します。その素晴らしい景色を見ると、私はいつも、私の悩みなんて小さいものだ、頑張ろう、と心がスッキリとします。

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登校最終日にクラスのみんなと

今帰国して思うことは、スイスに留学して本当に良かったということです。
私の留学を支援してくださった全てのみなさんに感謝をして、これからも、将来の夢のために頑張っていきたいと思います。

2015年3月 スイス派遣
AFS61期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学生 大久 真実

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