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パリに旅行へ行ったときに、エッフェル塔の前で

わたしがフランスへの留学を決めたのは、将来したいことをするためにフランス語が必要で、そのことから、フランス語圏の文化ってどんなものなのだろうと興味がわいてきたからです。
留学のことを周囲に相談したとき、わたしのためを思っていろいろな人が、いろいろな意見を言ってくれました。驚きつつも応援をしてくれたひと、もちろん反対をしたひともいました。

そんな中で、わたしの背中を押してくれた両親、学校の先生方・友人たちにはいまでも心から感謝しています。
なぜなら彼らがいなかったら、私はこのようなすばらしい経験に出会えなかったからです。

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到着直後のツアーでこれからの留学生活に胸を躍らせる他国の留学生たちとエッフェル塔の前で

フランスでは最後まで同じホストファミリーと暮らしていました。自分の言いたいことをなかなかフランス語で言えなかった時期、ホームシックで毎晩泣いた時期、学校の友達とけんかをしてしまった時、様々な困難が波のように押し寄せてきました。
楽しかったことばかりではなかった私の留学生活ですが、もちろん嬉しかったこと、感動したことも多くありました。

そのなかで私の心に残っているのは、フランスの食文化との出会いです。日本にいたときに想像していたフランス料理は、美しい装飾がほどこされた食器にのった、絢爛豪華な料理、というイメージでしたが、実際にふれたフランス料理は、シンプルな中に作り手の愛情がこめられている、という印象だったのを覚えています。
また、知る人ぞ知るチーズ大国であるフランスで、出発前はチーズ嫌いだった私は、チーズが大好きになりました!日本のスーパーでチーズを探している姿に両親が驚いていたほどです。また、出発前からの目標(?)であった、ブルゴーニュが誇る珍味・エスカルゴも食べることができました!!

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ブルゴーニュを経つ前にホストファミリー(ブラザーは仕事へ行っていて不在でした)と

まだまだ書きたいこと、伝えたいことがたくさんあるのですが、それらはこれから小出しにして皆に話していけたらと思います。

このような異文化交流の中で、私たちの文化とは異なる考えかたや習慣を学ぶことができたと同時に、日本と海外が180度まったく違うというわけでもなく、人々の根底にある”家族や友人を愛し、大切にする”ということには変わりないということも気づくことができました。

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友人と過ごす最後の日に、フランスの大河ソーヌ河の岸で

最後に、このようなすばらしい機会をくださった、広島市の皆さん、両親や友達・先生方、そしてAFSへの感謝の思いを胸に、わたしは世界で活躍する大人になれるように勉学・国際交流に励むつもりです。

2015年8月 フランス派遣
AFS61期生/広島市高校生交換留学生奨学生 滝本美喜子

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この記事のカテゴリー: フランス | 年間留学体験談