留学に行けば、必ず海外の友達ができ英語も流暢に喋ることができる、そんな風に考えていました。
しかし、ニュージーランドに着いた初日学校に着いたその日にはその考えは完全に覆されていました。

私は私が想像していたニュージーランドとは少し異なる日本の私の地域よりももっと都会な街に派遣されました。
最初はそれが裏目に出ることなどないと思っていたのですが、住んでいくうちに回りに遊ぶ場所が無かったり、海や山に行くのが難しいことに気がつきました。

ホストペアレンツは2人とも毎日遅くまで仕事をし、帰ってくるとテレビの前で無言になってしまったり、家族では出掛けることもなかった上、私にはホストシスターやブラザーがいなかったので、家ではなかなか話す機会がなく、いつもどこかもどかしさを感じる日々でした。

オークランドの殆どの高校には必ずと言っていいほど日本人留学生がいるため、他の国に派遣された日本人留学生がいう、クラスに入っただけで挨拶してくれたり、学校で有名になれるということなど一度もなかったし学校での初日でも誰だあの子?というような感じで友達が出来るのか毎日不安でした。でも、様々な教科を取っていたこともあり、興味のあるものが似ていてそこでたくさんの友達を作ることができました。

ホストファミリーや学校の友達にも話せないこと、そう愚痴だったり、日本語で言えばそれな~っと言った感じで共感することが多かったのは、世界各国から私達のようにニュージーランドに来ている留学生でした。
ホストファミリーと遠出などはできなかった分、このAFSの留学生達とは毎週のように旅行に出ていました。

行く先々で、日本にはない自由に放たれたものにしか感じられないものがそこにはありました。
特に9月にあった南島旅行ではたくさんの観光地を回ったり、バンジージャンプをしたり、乗馬したり、滅多にできないことに仲間と挑戦することができました。
そして、同じ立場にいるからこそ、話せること、共有できることがたくさんあり、かけがえのない仲間がそこでできたと私は思っています。

Everything that has beginning has an ending.
一期一会。

9ヶ月、月日で考えれば短いことですが、私がそこで出会えた人、経験したことはこれまで私が生きてきた17年間よりもっともっと濃密で忘れられない人生の一部になりました。
そんな経験をさせてくれたニュージーランドという国は、訪れる前は未知の孤島でした、しかし今では私の第2の故郷です。

2017年1月 ボランティア奨学金奨学生
AFS63期 ニュージーランド派遣/ 小祝 あおは

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