僕の八ヶ月間のアメリカでの留学生活が終わりました。この八ヶ月はとてもあっというまで充実したものになりました。決して楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんありました。しかしこれらの経験はどれも自分の人生にとっての宝物であり、自分を成長させるための大事な糧となったと確信できるものです。

僕の留学生活ははじめから波乱のものとなりました。アメリカについて1ヶ月半でホストチェンジすることになりました。僕はまさか自分がホストチェンジをするとは思っていなかったのでそのときはとても動揺しました。またホストファミリーとはけんかもすることもあったけど大好きだったためこの家族と離れるのが悲しくて仕方がありませんでした。さらに学校も変わることになってしまってせっかくできた友達とも離れることになりとても辛かったです。
しかし、このホストチェンジによって素晴らしい友達や家族とも出会うことができました。誰も友達がいないところから再スタートした僕に優しく話しかけてくれてたくさんの友達ができ不安だった転校もして良かったと思えるようになりました。
新しい家族も英語があまり得意ではない僕を優しく受け入れてくれて、僕がより充実した留学生活を送れるようにたくさんのアメリカでしかできないことを経験させてくれました。このような人に出会うことができ人の温かさを感じ、周りの人に恵まれていることを実感しました。

僕はこの経験から人との関わりをもっと大事にしていきたいと感じました。自分の周りの人には感謝の心を忘れないようにしたいと思いました。
コロナウイルスによって僕の留学生活は急な終わりになってしまいました。その様な状況の中で僕は関わった全ての人に十分に感謝を伝えることができませんでした。このようにこれからの人生の中でも急に何が起こるか分かりません。だから出会った人にはしっかりその感謝を伝えたいと思うようになりました。
また自分もこのような周りの人に影響を与えられて感謝される人になりたいと思いました。

この留学を経て人との関わり、多種多様な文化を知ったことなどからますます海外のことを知りたいと思うようになりました。またコロナウイルスによる急なプログラムの終了で充実できた満足感の反面やりきれない気持ちもありました。だから将来もなにかしら海外との関わりを持てるようになりたいと思っています。そのために何をすべきかを考え成長していきたいと思います。

東海東京財団留学奨学金奨学生
2019年派遣/AFS 66期 アメリカ合衆国派遣 松浦 颯希

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