ドイツに来てあっという間に5ヶ月が経ちました。
振り返れば数え切れないほどの新鮮で楽しかった思い出があるし、まだ折り返し地点でもっともっと新しいことに挑戦し自分を築き上げて行けることを嬉しく思っています。

ホストシスターと買い物に行った時の写真

ここでは日が沈むのが遅く、雨が降ることも稀で夜は22時まで明るく感じられます。
私が通っている学校は小学生から高校生がいる学校で、週の授業の半分は90分スタイルになっています。
学校が昼前に終わることも多く、授業のキャンセルも頻繁に起こるために自由時間がとても多いです。その時間を友達は自分の学びたいことや車の免許などやりたいことに費やしていて、私もまたドイツ人に習って友達と遊びに行ったり、観光地を巡ったりして、充実した日々を過ごしています。

学校の友達とムービーパークに行った時の写真

私が日本にいた時は、勉強や大学のことしか頭になく、将来を不安に思い、周りからの評価ばかり気にいていました。家族と触れ合う時間も少なく日々勉強に時間を費やして来ました。
ドイツ人の友達に私の毎日のルーティーンを伝えるとその勉強や部活への忙しさに目を丸くしていました。そして私はドイツに来て初めて日本での自分の高校生活が普通じゃないことに気づきました。
私は同じ学校に3人他に留学生がいるのですが、毎週週末は集まって映画を見たり観光したり、それぞれの国のことや人柄、ドイツとの違いを話し合うことが多くて、私の価値観や考え方が大きく変わりました。
大学に行くこと、人生の損得を考えて生きること、周りの評価を気にしながら生活すること。私にはこれらが絶対必要だと思えなくなりました。

他の留学生とお祭りに行った時の写真

これは私のドイツの友達が教えてくれた大好きな言葉です。
「自分は誰かのために生きてるのではなくて、自分のために生きてるのだから、自分のために自分の学びたいことを学ぼう」
私はこの言葉に押されて、自分の意見を言い、相手の話を聞き、精一杯大好きなドイツを学んでいます。
自分自身を大きく変える機会、今いる大事な友達に会う機会を与えてくれた家族、AFSの皆さん、本当にありがとうございました。

中間AFSキャンプの写真

2018年 ドイツ派遣
AFS65期生/ボランティア奨学生 阿部百恵

▼寄附 > AFSボランティア奨学金

▼高校生・10代の年間留学プログラム
ドイツ年間留学情報 ドイツ国別情報


この記事のカテゴリー: ドイツ | 年間留学体験談

この記事のタグ   : AFSボランティア奨学金