留学が始まった八月からもう半年が経ち、二月となりました。最近時が流れるように過ぎていくことにただただ驚くばかりです。振り返ってみると、この半年間で様々な困難に立ち向かい、沢山悩み、成長したと思います。今まで自分が経験した事のない様々な事に慣れるまではとても苦労しました。

ホストシスターとロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見に行った時の写真

私が通うアメリカの学校は私の日本の学校とはとても違っていて、授業間が4分間しか無く、大きな建物内を動き回らなければならない事や、殆どの授業や課題提出でパソコンを使う事、成績や出席状況がアプリですぐに分かることなどです。最初は何もかもが分からないことだらけで、心が折れるかと思うほど大変でした。

ホストシスターとニューヨークに行った時の写真

例えば、私は”literature and performance” と言う英語クラスを取っているのですが、自分についてのモノローグを書き、クラスメイトの前でパフォーマンスをする、と言う課題が出された時に、私はパソコンの使い方も分からなかったですし、モノローグがどのような形式なのかも知りませんでした。また、クラスメイト全員の前でパフォーマンスと言うのも、わたしには大きな挑戦でした。
しかし、何回かこのような課題をこなしていくうちに、徐々に自分のスクリプトを書く面でも、パフォーマンスの面でも自信がついたと思います。

英語の課題のパフォーマンスの時の写真

また、分からないことを聞いたり、助けを求めたり、頼ったりすることは恥ずかしいことではないと気付きました。そのことに気付いた後は、自分から積極的に質問しにいくようになり、より授業を深く理解できていると感じています。

ホームカミング

今私が一番情熱を持ってやっている事は、学校のクラブでやっているフェンシングです。日本でも部活動としてやっていたフェンシングをアメリカでもすることが出来、またそれを通して大切な仲間が出来たことをとても幸せに思います。
私のチームは私の州で1位2位を争うほど強く、オリンピック選手を教えた実績のあるコーチからレッスンを取って頂いて、自分の技術も成長しているのを感じられてとてもやり甲斐があります。

フェンシングの大会

また、私はアジアンクラブにも所属しており、アジアの国々の文化を体験したり、アジアンアメリカンであることについてディベートしたりしています。ジブリの映画を見たり、日本のお菓子を食べたり、折り紙を作ったりして日本の文化も紹介しています。

AFSのキャンプ

このような貴重な体験を出来ているのも、家族や友達、そして何よりAFS日本様、そして奨学金をくださったAFSの理事である伊藤義彦様のおかげです。残り約5ヶ月となった今、私は学校の授業、クラブ、どちらも今まで以上に頑張ってより実りのある留学生活にしたいです。

2019年派遣 AFS山形ふるさと奨学金
AFS66期 アメリカ派遣/ 伊東 凛

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