留学を終えて、約1ヶ月がすぎました。新型コロナウイルスの感染拡大予防ということで止むを得ず早期帰国になってしまい、とても残念に思っています。少し短くなってしまった私の留学生活でしたが、それが素晴らしく、価値のあるものだったという事実には変わりがありません。

友達とNYC にいった時のこと

前回のレポートでも申し上げましたように、私は留学中に様々な新しいことに挑戦し、新しい人と会い、沢山の”初めて” に触れることで自分が何に興味があるのか、何が好きなのかを考えさせられました。例えば、英語の授業で扱った、LGBTQについて興味があることに気付きました。日本にいた時は自分に関係のないことだと思ってきましたが、留学を通して実際身近にバイセクシュアルの友達を持ち、彼らがいかに生きづらいかを知りました。自分に何かできる事はないかと思っているところで、大学でもそのようなことを学んだり研究したりしたいと思っています。

犬の散歩

また、この留学を通して、家族についての考えがガラッと変わりました。日本にいる時は部活動や勉強に忙しく、その合間を縫って友達と遊ぶような生活を送っており、あまり家族との時間を大切にしていませんでした。留学中は、日曜日は family dayといって必ず家族全員で過ごす時間を作る、というホストファミリーの家のルールがありました。家族とは、何があっても無償で支えてくれる存在であり、一番大切にしなければならないものである、ということを教わりました。

休校中に、毎日夕方六時に外に出てみんなで歌うというイタリアでのトレンドを参考にして、友達と歌っているところ。後ろのサインもみんなで作った。

そして、前回のレポートでも申し上げたように、私はフェンシングに熱を入れていました。毎日の厳しい練習にも励み、チームの二番手として州大会に参加し、州で5位という結果に貢献できて、嬉しかったです。また、そこで築き上げた友情や人間関係も素晴らしく、フェンシングを通して自分に自信がつきました。

写真2枚:フェンシングのチームとしての最後の日である、senior night

このような貴重な体験を出来ているのも、家族や友達、そして何よりAFS日本様、そして奨学金をくださったAFSの理事である伊藤義彦様のおかげです。本当にありがとうございます。この素晴らしい経験を今後の生活に生かしていきたいです。

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AFS66期 アメリカ派遣/ 伊東 凛

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