オーストリアに来てから5ヶ月半が経ちました。私は初めの5ヶ月間 は、インスブルックという市のホームステイ先にいましたが、2月からホームステイ先が変わり、首都であるウィーンの近くのプルカースドルフという町でホストマザー・ホストファザー・ホストシスター(3歳下)・ホストブラザー(5歳下)と住んでいます。ホストスクールはバスと徒歩で約15分のところにある学校に通っています。この学校は10歳から18歳までの生徒が通います。私は7年生の学年で毎日学習しています。
5ヶ月半のここでの生活は、「感謝」と「多くの自分自身に出会う」。これらが毎日毎日深く感じられました。最初の3ヶ月は異なる文化や言語など多くの壁を目の当たりにして、常に自分の中でたくさんの感情と戦う日々でした。ですが、ホストファミリーやホストスクールの友人たちが話を聞いてくれたり元気をくれたりしてくれました。それらのおかげで自分の弱さを知り、誰かと支え合っていくことの重要さを学び、考え方が大きく変化し成長できたと感じています。

前ホストファミリーと親戚とイタリアへ旅行した時の一枚

私が感じた異なる文化の中で、日本との大きな違いをいくつか紹介します。まずは、休日の過ごし方です。オーストリアはカトリックやキリスト、宗教に基づいた生活様式で、家族との時間をとても大切にします。そして、オーストリアはウィンタースポーツが盛んです。なので休日は家族でサイクリングや冬はスキー、スポーツを楽しんでいます。次の大きな違いは、学校生活です。毎週のほとんどの日がお昼頃の時間で終わるような生活です。その分、午後の時間を有意義な時間に活用できます。今になっても、毎日が驚きや学びの生活ですが、オーストリアの人々も文化も街並みも素敵で魅力的であると感じています。

新ホストファミリーと初めて会った日の一枚

最後に、このような貴重な素晴らしい体験を支援し、毎日支えてくださっているAFS協会の関係者の方々やホストファミリー、そして家族や友人の皆さんに心から感謝いたします。残り約4ヶ月も、どんな出来事が訪れるか、期待と不安でいっぱいですが、日々感謝を忘れずに自分らしく、オーストリアの文化を肌身で感じ、学び、全ての経験を自分の経験値として吸収して、楽しんだ充実した生活を送ります。

AFS山形ふるさと奨学金奨学生
2023年・70期 オーストリア派遣 / K・Hさん

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