私は今、デンマークのロスキレという地域に留学しています。ホストファザー、ホストマザー、二人の年下のホストブラザーの4 人と共に生活しています。1 番上のホストブラザーはコペンハーゲンで暮らしているので、なかなか会う機会がありません。
日本とは全く異なる環境にいるので簡単ではありませんが、毎日新しい発見にわくわくしながら過ごしています。
最初は言いたい言葉が出てこなかったり、コミュニケーションがうまく取れなかったり、不安で緊張していた私をホストファミリーは温かく迎えてくれました。私はそんな温かくて優しいホストファミリーをすぐに大好きになりました。
しかし、私は人見知りで人に頼ることができず、全て自分で解決しようとする癖がありました。ホストファミリーは、何かあったらなんでも相談してねと私に常に言ってくれましたが、私は迷惑をかけたくありませんでした。
ある日、日本の家族から飼い犬が亡くなったという連絡が届きました。常に私を陰ながら支えてくれていたので、私にとってはとてもつらい出来事でした。翌朝、ホストマザーが私に「何かあったの?」と尋ね、抱きしめながら私の話を聞いてくれました。
留学中一番つらかった経験ですが、同時にホストマザーの優しさや思いやりに触れて、人に頼ることや誰かに助けてもらうことの大切さに気づくことができました。
日本では授業で長文読解や文法について学び、英語を話すことはあっても英語でコミュニケーションを取る機会がなかなかありませんでした。
デンマーク語はまだ完璧に話せないので、普段学校ではクラスメイトや先生とは英語で話していますが、丁寧に説明してくれたのに理解できなかったり、言いたいことが英語でうまく表せなかったりとても悔しい思いをしました。少しずつ英語を話す自信もなくし、話しかけることさえも消極的になっていきました。
しかし、英語やデンマーク語をもっと勉強してもっと友達と話したい、仲良くなりたいと強く思いました。そして、初心者向けのデンマーク語の授業や私のホストファミリーから簡単なデンマーク語の日常会話を学び、ほかの留学生やホストマザーから英語を学びました。少しずつ英語を話す自信がついてきたと同時に、クラスメイトや友達と英語で話すことが増え、その時に英語がとても成長したねと褒めてもらえてとても嬉しかったです。
まだ英語は完ぺきではないし、デンマーク語もまだ勉強中ですが、前より間違えることを恐れずに、自分の気持ちや言いたいことを伝えてみようと挑戦できるようになりました。
金銭的な理由で留学という夢を諦めずに、今こうして貴重な留学の機会をいただけているのは奨学金という形で私を支えてくれている三菱商事株式会社様のおかげです。経済的な不安が減り、現地での生活に集中できていることに感謝しています。
留学生活も残り五か月となり、この半年での経験や後悔から学んだことを生かして、これからは積極的に挑戦して新しい経験を自分の力にしていきたいです。

ホストファミリー、ホストファザーの両親、姉夫婦とクリスマスパーティーをした時の写真です。後ろにあるクリスマスツリーは実際に本物の木を切りに行き、ライトではなくたくさんのろうそくに火をつけて飾り付けをしました。普段から家族らと食事をすることが多いですが、久しぶりに遠くに住むホストブラザーが遊びに来たので楽しかったです!

友達と一緒にコペンハーゲンを観光しに行った時の写真です。クリスマスシーズンだったので街がライトアップされていて綺麗でした。

AFS のボランティアに参加した後に夜ご飯を食べたときの写真です。他のボランティア団体の人たちも優しくてたくさん話しました。
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2025年・72期 デンマーク派遣 / T.Mさん
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