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僕が派遣されたのは、ワシントン州の南東にあるDaytonという人口3000人の小さな町です。ホストファミリーは、疫学の専門家で病院に勤務するお父さん、お母さん、4人の兄弟姉妹、そして、たくさんの動物たちです。この家に来て以来、ヤギの乳搾りと鶏舎へニワトリの卵を採りに行くのが僕の日課になっています。

僕は地元の高校に通っていますが、ホストブラザーやシスターたちは、学校には通学せず、家でお母さんから勉強を習っています。ワシントン州ではホーム・スクーリングを行っている家庭が多いそうです。

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高校生活については、まず、自分で好きなクラスを選んで時間割を作ることに驚きました。ロボット工学で有名な高校だからか、教科に関わらず、コンピュータを使う授業が多いです。僕が一番好きなクラスはスペイン語です。逆に、僕にとってハードなクラスは、生物とアメリカ史です。生物は専門的な用語が多く、電子辞書が手放せません。アメリカ史は進度が早く、最初はついていくのが大変でしたが、最近やっと慣れてきました。

課外活動では、念願のバスケットボール部に入ることができました。本場アメリカでバスケをするのが僕の夢だったので、ついに夢が叶いました。アメリカのバスケはレベルが高く、毎日の練習が辛かったけれど、とても楽しかったです。アメリカのスポーツはシーズン制になっていて、冬はバスケをやらないので、今は夏のシーズンに向けて、自主トレをしています。

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ここに来てあらためて気づいたことは、アメリカは銃社会であるということです。いろんな意味で、みんなとても銃に興味があるようです。お金を払って免許証さえ手に入れれば、13歳以上の人はだれでも猟銃に行けるということを聞いてとても驚きました。僕の友だちには、クリスマスプレゼントに銃をもらった人がいるほどです。

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この半年、ダンス・パーティやロデオなど、日本では行ったことのないイベントに参加しました。残りの留学生活も、日本でできないことにどんどん挑戦していきたいと思っています。


2013年2月 アメリカより
AFS59期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学生 井上貴之

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