留学レポート 視野を広げた交換留学
去年の8月、日本を旅立ってから10ヶ月間、様々な経験をした。英語、文化の違い、ホストファミリー、友達に悩んだ日々さえも懐かしく、愛おしい。人生の中のたったの、されど10ヶ月。一生ものの関係ができた。
去年の8月、日本を旅立ってから10ヶ月間、様々な経験をした。英語、文化の違い、ホストファミリー、友達に悩んだ日々さえも懐かしく、愛おしい。人生の中のたったの、されど10ヶ月。一生ものの関係ができた。
この留学ではたくさんの友達ができました。フィンランド人の友達だけでなく、フィンランドに来ていた世界中の留学生たち、また日本から世界中に留学して行った日本人の友達、ほんとに数えきれない人達に出会いました。
8月23日(火)、AFS日本協会会議室(虎の門)にて海外大学進学説明会を開催しました。
デンマークと日本は遠く離れているだけあり、食事も、生活も、人々の性格も、もちろん言葉も全く違います。でもその『違い』から今まで気が付かなかった日本の良さ、そして新たに学んだデンマークの良さに気が付くことができました。
言語は一番、その国の文化が表されていて、スウェーデンのすべてが詰まっています。友達とスウェーデン語で話すことによって、私のスウェーデン語はどんどん伸びていき、また授業も少しずつわかるようになっていきました。
私はよく、「スイスでは何語を喋るの?」と聞かれます。中には、スイス語という独自の言語があると思っている人もいるくらいです。 公用語が四カ国語あって、その中に英語はないというとみな一様に驚きます。
彼らは英語をほとんど話さないので最初はコミュニケーションをとるのが大変でしたが、今は私もイタリア語が上達してきて、会話を楽しめるようになってきました。
留学というと、日本では多くの人が“きらきらした、楽しい事ばかりの日々”というイメージを持つと思います、ですが、自分の目標を目の前にすると、すべてが簡単なわけではありませんでした。
このたった5か月の間、自分の本当の家族と離れ、異国で暮らすことによって、感じたことのない孤独を知り、自分とは無関係だと思っていたホームシックにかかり、自分の知らなかった自分に出会い、悩み、夜な夜な泣いた日々は数え切れませんが、確実に大きく成長している気がします。